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ネイティブに伝わらない原因?間違いがちな英語表現 第3弾

ネイティブに伝わらない原因?間違いがちな英語表現 第3弾

「英語で〇〇を言うならこの単語!」と普段使っている表現が思ったように伝わっていないかも…と感じたことはありませんか?

実は英語には似ている言葉がたくさんあり、ネイティブでもあまり意識せずに使い分けている場合があります。一部は感覚的なものなので、絶対的なルールがあるわけではないですが、類似する言葉の意味を知っておいて損はありません。表現の幅を広げて、より良いコミュニケーションに繋げていきましょう!

この記事は「ネイティブに伝わらない原因?間違いがちな英語表現」の第3弾として、英語の似ている言葉のニュアンスの違い、より伝わりやすい言葉の選択について、アメリカ英語の視点から紹介したいと思います。

なお、興味がある方は、第1弾第2弾もチェックしてみてください。

 

目次 [非表示]

普通にも種類がある

日本人がよく使う言葉として「普通」があります。いろいろな場面で使えて便利な言葉ですが、英語だとすべてを網羅する同じような言葉がないかと思います。意味が微妙に異なる表現がいくつかあるため、状況に応じて言葉を選択したほうが良さそうです。たとえば、regular や normal、usualが思い浮かぶかと思いますが、regularには「均一や習慣」、normalは「正常」、usualは「通常」といったニュアンスがあります。「あのお店はどうでしたか?」「普通でした」というように、良くも悪くもないことを指す場合はまったく別の表現になるので注意が必要です。(「普通でした」の一例:It was okay.)

 

「詳細」「具体的」の使用例

次に、仕事でもプライベートでも頻出する言葉である「詳細」について説明したいと思います。

「これは details でしょう」と思った方が多いのではないでしょうか。確かに details を使っておけば間違いはないのですが、似ている表現で specifics という言葉があります。同じく「詳細」という意味では、「具体的」や「特定の」というニュアンスもありますので、以下のように使い分けることができます。

“Could you let me know the details?” 「詳細を教えてもらえますか?」

“Could you let me know the specifics?” 「具体的に教えてもらえますか?」

 

推測の微妙なニュアンスの違い

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英語の便利な表現として “I assumed~” と “I presumed~” があります。どちらも「推測」という意味なのですが、同じ「推測」でも assume は勝手に推測するニュアンスが強く、presume のほうが推測の確度が高いと捉えることができます。仕事で確認事項がある際、「〇〇だと思ったのですが~」という表現をしたい時に使います。

この二つは見た目が似ていても、メッセージの受け手側に与える印象が変わるので、これも特に仕事の場面では注意が必要な表現です。

 

 

evokeとprovokeの違い

これまた見た目が似ている evoke と provoke という言葉には、興味深い違いがあります。両方とも「喚起する」や「引き起こす」という意味ですが、evoke は良いことにも悪いことにも使えるのに比べ、provoke は主にネガティブな意味で使われます。こちらも使い分けることによって、伝えたいメッセージのトーンを示すことができます。また、evoke は主に感情や記憶に対して使われるのに対し、provoke は行動にも使うことができます。

 

 

アメリカ人は例え話が好き

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 アメリカ人の会話の中でよく登場する言葉として analogy があります。“That’s a good analogy.”(良い例えですね)といった形で使います。同じく「例え」という意味で metaphor もありますが、こちらは「比喩」のニュアンスが強いので、特に意識をしていないなら analogy を使用しておけば問題ないかと思います。相手に対して「話をちゃんと聞いてますよ!」とアピールする際にも便利な言葉です。(アメリカでは積極的に会話に参加するほうが好まれるため、こういったアピールは意外と大事です) 

 

おまけ:機嫌の悪さにも種類がある

なかなか使う場面が限られると思いますが、「機嫌が悪い」を英語で表現する際、面白いことに grumpy、grouchy、cranky といろいろな言い方があります。度合いや長さによって使い分ける形になります。

まずgrumpyは、常に機嫌が悪い状態を連想させ、度合いとしてはマイルドで、気難しい人を指す場合などに使われます。

次にgrouchyですが、こちらのほうが不機嫌さのレベルは上がり、怒りっぽい人の感じがします。

最後のcrankyは、実は一番使いやすいかもしれません。例えば睡眠不足だったり、空腹だったりと一時的な不機嫌さでイライラしているイメージです。

 

まとめ

今回は、アメリカ英語の視点から類似した言葉を紹介し、どのような状況で使い分けたら良いかについて紹介しました。

いかがでしたか?言語は文化を反映するものですが、このように同じような意味合いの言葉が複数あるということは、その文化にとっては大事な概念なのかもしれません。たとえば、日本語だと「飛行機雲」や「うろこ雲」など「雲」を表現する方法がたくさんあります。英語には無い言い回しだなと感心します。

他の言語でも、このような視点で見ていくとその国の文化が垣間見れるかもしれません。

 

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