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翻訳会社との上手な付き合い方 Vol 10 ~PR動画字幕の発注編~

2020年頃から急速に拡大した動画によるマーケティング活動。今や、動画ストリーミングサービスやYoutube、企業ホームページで、動画広告を目にしない日はありません。弊社にご依頼が多いのも、こういった場面で見かける3~10分の短いPR動画です。このようなたった数分の動画にも、発注の際に数点気を付けるだけで、コストカットや、品質の高い字幕を実現するポイントがあるのをご存じですか?

翻訳会社との上手な付き合い方シリーズの第10回目は、「PR動画字幕の発注編」についてご紹介します。

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目次[非表示]

  1. 1.スクリプトはお手元にありますか?
  2. 2.製品やサービス名の訳の指定はありますか?
  3. 3.字幕でもコーポレートイメージを守りたいなら…
  4. 4.画面上に文字がありますか?
  5. 5.まとめ
  6. 6.川村インターナショナルのサービス

スクリプトはお手元にありますか?

音声を翻訳する場合、翻訳は音声のスクリプト(音声を書き起こしたもの)を元に行います。PR動画においては、多くの場合はナレーターが読むスクリプトが事前に用意されています。外資系のお客様の場合は、本社に問合わせをすれば簡単にスクリプトを手に入れることが多いようです。スクリプトがない場合は、お客様に作成いただくか、弊社で承ります。

弊社で対応する場合は有料(エンジニアリング費用)となりますので、発注前に一度スクリプトがないか、社内で先に準備するか、是非ご確認ください。事前に準備いただければ、その分のコストカットに繋がります。

製品やサービス名の訳の指定はありますか?

PR動画の多くは、特定の製品名が繰り返されることが多くあります。こういった固有名詞は、発注時に先にご指定いただけると、結果的に翻訳の工数や、お客様の手間を減らす、延いては翻訳品質の向上に繋がります。

製品名は、カタカナが使用されるため文字数が多くなったり、正式名称がとても長かったりすることがよくあります。字幕は画面に表示できるスペースに制限があるため、製品名が長いと非常に読みづらくなります。そんな時は、以下のように発注時に製品名の訳を指定してしまいましょう。


例えば、機械翻訳が可能なプラットフォーム、「Kawamura International NMT single platform」があるとします(この製品は仮想です)。正式な日本語の名称は、「川村インターナショナルNMTシングルプラットフォーム」だとします。もし字幕において、正式名称通りに翻訳すると、以下のようになります。

原文
Complete your translation at Kawamura International NMT single platform
川村インターナショナルNMTシングルプラットフォームで翻訳を完結しましょう


明らかに読みにくいのではないでしょうか。では、字幕用に製品名を「KI NMTプラットフォーム」と訳すように指定したらどうでしょうか。

原文
Complete your translation at Kawamura International NMT single platform
KI NMTプラットフォームで翻訳を完結しましょう


一目瞭然です。明らかに読みやすくなりました。訳を指定することが、品質に直結するとお分かりいただけると思います。もちろん、商標登録等が理由で正式名称を使用する必要がある場合は、正式名称を使用して翻訳できます。映画などの字幕翻訳と比較して、PR動画では、字数制限ルールはそれほど厳密ではありません。読みやすい字幕となるように、弊社で柔軟に対応いたします。

字幕でもコーポレートイメージを守りたいなら…

PR動画は、お客様の目に触れるものであり、音楽や音声などで感覚に訴えるため、会社のイメージに大きく寄与します。字幕を追加したところ、「字幕の文がカジュアルすぎる…」「コーポレートイメージと違う」などの感想を持ったことがある方は、いらっしゃるのではないでしょうか。

字幕には表示スペースに制限があるため、翻訳時に訳文を体言止めにしたり、訳を一部省略したりして、スペース制限に合わせて調整する場合があります。その際に、訳調がカジュアルになることがあります。反対に、原文に忠実な訳にしたために、訳調が堅くなることもあります。

そんな時は、可能であれば、すでにローカライズした御社の字幕動画を発注時にご提供ください。すでにある訳文を参照することで、翻訳の段階において、訳調を既存の動画にある程度合わせることが可能です。このような訳調は、感覚的なものではありますが、「全然違う!」といったことはある程度未然に防ぐ効果があります。


画面上に文字がありますか?

動画によっては、音声では発話されない文字が、スクリーン上に表示されることがあります。

例えば、以下の画面の「翻訳を必要とするすべての人に変革」を翻訳し、画面に挿入したいとしたら、どうでしょうか。

発注時に忘れがちなのが、このテキストを翻訳するか否かの指定です。翻訳が必要な場合には、その旨を翻訳会社にお伝えください。画面上のテキストを訳文に置き換えることが可能です。ただし、字幕の挿入位置との関係や、動画の背景色などによっては、対応が難しい場合がございますので、詳細はお見積り時にご相談ください。


以上が、PR動画字幕の発注時の注意点です。

まとめ

せっかく作成したPR動画をローカライズするならば、現地のお客様の心に届く字幕動画ににしなければ意味がありません。同時に、マーケティングにかけられる予算が大幅に増えるというわけではなく、限られた予算内に収める必要があります。

今回ご紹介したポイントに気を付けて、翻訳のコストと手間を減らしながら、是非ご要望にあった字幕動画を手に入れてください。弊社にそのお手伝いができれば幸いです。


川村インターナショナルのサービス

川村インターナショナルでは、お客様の字幕制作を0からお手伝いします。「本部から支給されたファイルだが何から始めていいか分からない」、「この形式のファイルは使えるのか」などなど、分からないことはなんでもご相談ください。お客様のご要望にあわせて柔軟にご対応いたします。


また、翻訳実績豊富な川村インターナショナルだからできる文字起こし~字幕挿入までの動画翻訳プロセスを、以下のホワイトペーパーでご紹介しています。気になる方はぜひご一読ください。


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川村インターナショナルWebマーケティングチームです。開催予定セミナーやイベントの告知、ブログ運営などを担当しています。

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