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翻訳は最短でどれくらいで仕上げることができるのか

翻訳というサービスは受注生産であるため、ご依頼を受けてから工程の計画やリソースの確保を進めます。このためリードタイムの短縮には工夫が必要です。

今回は、翻訳の仕上がりのスピードを早くするための方法をいくつかご紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.翻訳メモリを活用する
  2. 2.翻訳の分担・同時進行
  3. 3.クラウド上で翻訳プロジェクトを管理し、作業スピードを加速する
  4. 4.その他のサービス
    1. 4.1.ドラフト翻訳
    2. 4.2.機械翻訳・ポストエディット
  5. 5.まとめ
  6. 6.川村インターナショナルの翻訳サービス


翻訳メモリを活用する

産業翻訳を取り扱う多くの翻訳会社の場合、翻訳支援ツールを使用して作業を行います。

翻訳作業を行いながら、原文と訳文のペアを翻訳メモリと呼ばれるデータベースに蓄積していきます。1つの文書を繰り返し改定していく場合や、文章の性質や用途が似た文書を定期的に翻訳する場合翻訳メモリは作業の効率化とリードタイムの短縮に大きく貢献することが期待できます。翻訳メモリは、翻訳作業と同時に作成していくことができますが、後から手動で作成することも可能です。

現在、翻訳会社を探している場合、翻訳メモリの管理について相談してみるとよいでしょう。

翻訳の分担・同時進行

翻訳の計画をたてる際、翻訳会社は翻訳の分量やクライアント様のご要望に応じて、必要な翻訳者の人数を見積もります。複数の翻訳者で作業を同時進行すれば人数に比例してリードタイムを短くすることが可能です

弊社であれば、ソフトウェアのオンラインヘルプ文書の英文和訳100,000 ワード(DTPを含めない)であれば翻訳者3~4名で対応して、品質保証の工程も含め約20営業日で対応可能といった大まかな作業計画の目安があります。これはあくまで目安の日数であり、クライアント様のご要望に応じて人数の調整や作業工程の同時進行など最大限の調整行います。

ただし、この調整には限度があります。極端な例を挙げると、100人の翻訳者を導入して作業期間を極限までに圧縮し、翻訳を数日内に終えてしまうこともできるのです。しかしながら、分量に見合わない人数を動員すると、人員の管理に膨大な時間を要したり、仕上がった訳文のばらつきを調整する工数が増え、品質低下のリスクが高くなります。

したがって、(当然ながら)このような極度な調整は現実的ではなく、お客様のご要望の納期が調整の範囲を超える場合は、工程を削除した日程や別サービスのご提案をします。(後述

クラウド上で翻訳プロジェクトを管理し、作業スピードを加速する

翻訳支援ツールを活用した翻訳作業は、クラウド上で行われることが多くなっています。クラウド上での翻訳は複数の翻訳者による同時進行と相性がよく、以下のような効果が見込まれます。

  1. 翻訳会社と翻訳者の間での物理的なファイルの受け渡しの回数・時間が減る。
  2. 用語集やスタイルガイドの更新をリアルタイムに実施・周知できる。
  3. 訳文がリアルタイムにクラウド上の翻訳メモリに反映され、翻訳メモリに訳文が蓄積される速度が増す。

「3」がどういうことか大まかに説明します。翻訳メモリに蓄積される訳文は、次回の翻訳で一部または全部を活用できる情報資産です。これから翻訳する文章がすでに誰かに翻訳されていて、全部または一部を活用して翻訳を行えるということは、作業スピードアップの手助けになると考えられます。

ただし、この仕組みにはデメリットもあり、仮に誤った翻訳が登録されてしまうと、これが文書全体に広まってしまうリスクも併せ持っているのです。このリスクは、翻訳に関わる人数が増えるほど高まっていくため、やはり過度な増員は危険を伴います。

それでもクラウド上での翻訳作業はメリットが大きく、翻訳会社にとって、もはや欠かせない作業環境といえるでしょう。

その他のサービス

とにかく、早く翻訳がされた納品物が必要!」という場合、以下のようなサービスもご検討いただけます。

ドラフト翻訳

翻訳チェック・納品前の品質保証の工程をなくしたドラフト翻訳サービスであれば、翻訳の国際規格(ISO 17100)で定められた工程と比較して、リードタイムを最大で50%短縮することが可能です。通常翻訳会社が行う品質保証の工程を自社で行う場合や、そもそもその工程を必要としないとご判断される場合は、このサービスで成果物を納期優先で仕上げることができます。

機械翻訳・ポストエディット

機械翻訳(MT)をかけるだけであれば、ほとんどの場合ご発注から1営業日以内に対応が可能です。ただし、翻訳の精度は前述の翻訳サービスよりも劣ってしまいます。そのため、エンドユーザー向けのユーザーガイドや、一般公開されるブログなどの文書には向いていないと考えられてます。例えば、「本社から送られてきた社内資料の概要が理解できさえすればよい」など、用途や影響範囲が限定的なケースであればこのサービスを活用してもよいかもしれません。

近年では、機械翻訳エンジンを自社で購入し、翻訳会社に外注せずセルフサービスで機械翻訳を行っているクライアント様も少なくありません。

  機械翻訳サービス | 翻訳会社川村インターナショナル 機械翻訳(MT)の導入支援、販売、翻訳支援(CAT)ツールとの連携を実現します。情報セキュリティ、オンプレ・クラウド、対応言語・専門分野、コーパスによるアダプテーション、導入費用など、MT導入や活用に関する疑問や質問、比較ご検討中の不明点もご相談ください。Google NMT やMicrosoft Translator、SAP Translation Hubなどの導入支援も可能です。<トライアル無料> 翻訳会社川村インターナショナル

また、機械翻訳の出力結果を人手で編集して訳文の正確性をあげるポストエディットというサービスもあります。機械翻訳で安く早く翻訳しつつ、ポストエディットを加えることで人手で翻訳した場合の品質に近づけることができます。

  ポストエディットサービス | 翻訳会社川村インターナショナル 年間1000万文字・500万ワード以上のポストエディット対応実績と、豊富な経験・ノウハウに基づき、納得の翻訳品質・費用・納期(QCD)の最適化を実現。プロの手による編集と充実したサポートで安心の「機械翻訳+ポストエディット」を提供します。<無償サンプル作成・お見積もり無料> 翻訳会社川村インターナショナル

まとめ

以上、翻訳を早く仕上げる方法をいくつかご紹介しました。いかがでしたか。

今回ご紹介した内容は、実際に翻訳会社が見積りの際に検討しているポイントです。翻訳会社からの見積りに対して “これでは間に合わないな”と感じた場合は、これらのポイントを持ち出して相談してみるとよいかもしれません。

川村インターナショナルの翻訳サービス

川村インターナショナルでは、お客様のご要望に応じた最適なソリューションを提案いたします。以下のようなお悩みをお持ちの場合は、お気軽にお問い合わせください。

  • 品質を維持しつつ、安く早く翻訳したい。
  • 限られた予算内で最適な成果物が欲しい。
  • 一秒でも早く成果物を受け取りたい。

また、本ブログでもご紹介した「ポストエディット」サービスに関する詳しい情報を、以下の「はじめてでもわかりやすい! ポストエディットサービスの手引き」資料にまとめております。気になる方はぜひご一読ください。

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KIマーケティングチーム

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川村インターナショナルWebマーケティングチームです。開催予定セミナーやイベントの告知、ブログ運営などを担当しています。

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