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【特別オンライン会談】~with/afterコロナの翻訳業界~⑥オンライン会議システムとリモート通訳

ヒト・モノの移動が制限される中、人々の働き方も大きく変わり、ビジネスの手法にも様々な変化や工夫が見られるようになった。

未だ第一波の収束も見えず、第二波・三波の到来も予想される2020年の夏現在に、世界各国のビジネスパートナーと、これからの翻訳業界について語る。


目次

  1. 事業活動や働き方への影響
  2. 「New Normal」な社会
  3. 翻訳業界とリモートワーク
  4. ビジネスへの影響
  5. 機械翻訳のビジネスチャンス
  6. オンライン会議システムとリモート通訳
  7. セキュリティリスク
  8. 機械翻訳エンジンGlobalese
  9. 機械翻訳サービスの在り方とこれから

第三部:with/afterコロナ社会を支える新しいサービス①

前田:
今回のコロナ・パンデミックは、私たちが長い時間をかけて培った「現代社会での在り方」を、瞬く間に変えてしまいました。この世界的な大混乱と危機による社会的・経済的インパクトは凄まじいもので、過去に人類が経験した様々な「危機」の中でも、トップクラスの変化をもたらすと言われています。

ここからは、これから到来する「with/afterコロナ社会」を支える新しいサービス、そして私たちが提案する言語サービスの在り方についてお話したいと思います。

オンライン会議システムとリモート通訳

前田:
今回のコロナ・パンデミックは私たちの経済活動・社会生活に、様々な変化をもたらしました。中でも最も大きな変化の一つが、「ソーシャルディスタンス(=密を避ける)」への適応です。

これは単に、「人混みを避ける」とか、「満員電車に乗らないようにする」ということではなく、経済活動や社会生活における「コミュニケーションの手法」そのものが変化したと言えます。

従来であれば、お客様との商談は対面での打ち合わせがほとんどでしたが、今ではオンライン会議が主流になりました。

セミナーや展示会のような人が集まることを前提としたイベントも、オンラインでのウェビナーに切り替えるケースが増えています。

この「コミュニケーションの手法」の変化に伴い、通訳サービスの在り方も再検討・再構築する必要があります。


森口:
今こうして皆さんと話しているのにもオンライン会議システムのZoomを使用しています。このミーティングに参加しているメンバーは基本的に英語でコミュニケーションが取れるので、オンライン会議システムを立ち上げて、皆さんにアクセスしてもらうだけでOKですが、英語を理解しないメンバーが参加する場合、そういうわけにはいきません。

仮にこのミーティングに香港オフィスのメンバーが参加して、中国語で行われる場合、前田さん以外は通訳が必要になりますね。


前田:
そうですね。この場合、ミーティングそのものがオンラインで実施され、ミーティング参加者もそれぞれ異なる場所で参加しているので、通訳者もオンラインで参加するのが望ましいと思います。いわゆる「リモート通訳」というサービスです。

本来、「リモート通訳」は、実地での会議において、通訳者のみがリモートで参加するサービスです。国際会議やセミナーなど、複数言語の通訳を必要とする場合に、全言語分の通訳者を会場に集めるのは大変ですからね。また同時通訳の場合には、専用の機材も必要になるので、コストも膨大になります。

会議の会場はそのままに、リモートで参加している通訳者のアウトプット(通訳後の音声データ)を、専用のアプリケーションを介して、参加者に伝える。これが本来のリモート通訳です。

InterprefySpeakUSと言ったアプリケーションが有名ですね。

​​​​​​​

SpeakUSウェブサイト


森口:
しかし、「コロナ・パンデミックにより、会議そのものがオンラインで開催されることが当たり前になった今、通訳サービスをリモートで提供するだけでなく、そのアウトプットをオンライン会議場でも提供できるようなソリューションが必要」になります。


前田:
その通りです。Sergeさん、御社ではこうしたニーズに対するサービスを提供していると伺いました。「通訳機能付きオンライン会議用プラットフォーム」について、ご紹介いただけますでしょうか。


Serge:
弊社が提供する「通訳機能付きオンライン会議用プラットフォーム」Interpretistoは、簡単に言うと、ZoomとInterprefyを組み合わせたオンライン会議用のプラットフォームです。

先ほど話が挙がったように、InterprefyやSpeakUSは、リモート通訳を提供するアプリケーションで、通訳が実施される場(=プラットフォーム)そのものを提供するサービスではありません。

つまり、オンライン会議で活用するためには、ZoomやTeamsなどのオンライン会議プラットフォーム側との連携・設定が必要になります。

Interpretistoは、Zoomと同じく、会議用のプラットフォームである一方、リモート通訳の機能を最初から備えているので、連携や設定などの作業は必要ありません。

これまで以上に、リモート通訳を簡単に活用できるオンライン会議用プラットフォームです。


前田:
なるほど。プラットフォーム単独でリモート通訳が使えるのはありがたいですね。他のサービス間との連携や設計を使用すると、何らかのトラブルがつきものなので。特に初回の使用時には、だいたい上手くいきません。(笑)


森口:
互いの(サービス提供者の)ネットワークの環境などにも左右されやすいので、一つのサービス内で完了できるのは利用者だけでなく、通訳者側にとってもメリットがあると思います。


前田:
ちなみに、「通訳機能付きオンライン会議用プラットフォーム」ということは、通訳なしのオンライン会議にも使えるのでしょうか?


Serge:
もちろん可能です。実際に弊社では、社内の会議にはInterpretistoを使用しています。

使用方法が至ってシンプルなので、操作面で困ることもありません。さすがに社内の会議で通訳機能を使うことはありませんが。(笑)


⑦に続く


機械翻訳をいかに活用するか(ホワイトペーパー)

本資料は、機械翻訳(MT)導入を比較ご検討の際思い浮かべる疑問を解消し、活用のニーズ、「ポストエディット」「用語集」などのキーワードについても解説いたします。(全62ページ)

資料の構成は以下のようになっております。

第一章   はじめに
第二章   機械翻訳(MT)活用のニーズ
第三章   機械翻訳(MT)と(HT)の違い
第四章   機械翻訳と関連技術
第五章   MT導入時に知っておくべき6つのポイント
最後に

など

競合他社様および個人翻訳者の方々からの資料請求はお断りすることがございます。あらかじめご了承の程をよろしくお願い申し上げます。

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