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好みの一杯が伝わる!コーヒーのこだわりを英語で表現

集中して仕事を続けていると、「少し疲れがたまってきたな」「集中力が切れてきたかも?」と感じることはありませんか?

そんな時は少し手を止めて、ちょっとした気分転換を取り入れることで、仕事のパフォーマンスを向上させることができます。さらに、リフレッシュ方法にまつわる英語表現や英語の豆知識も紹介します。ホッと一息つきながら、新しい英語に触れて気分をリフレッシュしましょう。

集中力が続かない午後には、コーヒーの香ばしい香りと深い味わいで心を落ち着かせるのがおすすめです。コーヒーに多く含まれるカフェインには、疲労感をやわらげたり、眠気を覚まさせたりする効果があります。

目次[非表示]

  1. 1.様々なコーヒーの種類
  2. 2.コーヒーのこだわりを表現する
    1. 2.1.コーヒー豆の挽き具合
    2. 2.2.コーヒーの味わい
    3. 2.3.カフェインの強さ
  3. 3.コーヒーにまつわる英語表現
  4. 4.まとめ
  5. 5.参考
  6. 6.川村インターナショナルの翻訳サービス

様々なコーヒーの種類

コーヒー

アラビアを起源に世界中へと広まったコーヒーは、その飲み方も様々です。例えば、ブラックコーヒーにはエスプレッソコーヒードリップコーヒーの2種類があります。ドリップコーヒーはドリッパーとフィルター、浅煎りのコーヒー粉をセットして熱湯を注いで抽出するのに対し、エスプレッソコーヒーはイタリア発祥で、高い圧力をかけて深煎りのコーヒー粉に熱湯を通して抽出します。

よくある勘違いに、アメリカンコーヒーを頼んだつもりがアメリカーノだった!というものがありますが、アメリカーノは深煎りの豆を使ったエスプレッソをお湯で割ったもの、一方アメリカンコーヒーは浅煎りの豆で入れるコーヒーのことで、使用する豆から異なっているため、間違って注文して驚く人が多いようです。アメリカンコーヒーは和製英語で、実は日本にしかないメニューのため、もし海外で注文したい場合は、「weak coffee」と表現すると薄めのコーヒーだと伝わります。反対に、濃いコーヒーを飲みたいときは、「strong coffee」と表現します。

また、ミルク入りのコーヒーに、カフェオレとカフェラテがありますが、この違いもコーヒーがドリップなのかエスプレッソなのかによります。ドリップコーヒーにミルクを入れたものをカフェオレ、エスプレッソコーヒーにミルクを入れたものをカフェラテと呼ぶので、メニュー表を見るときは注意して見てみると良いかもしれません。

コーヒーのこだわりを表現する

コーヒーがお好きな方にはカフェインの強さや味にこだわっている方も多いのではないでしょうか?海外でコーヒーをオーダーするときに、自分のこだわりを表現したい!そんなCoffee snob (コーヒー通)な方のために、コーヒーの特徴を伝える英語表現をご紹介します。

コーヒー豆の挽き具合

コーヒー豆の挽き具合についての表現です表現です。焙煎されてコーヒー豆の形が残っているものは「Whole Bean Coffee」、コーヒーミルで細かく砕かれた状態のものを「Ground Coffee」と呼びます。このコーヒー豆の挽き具合の分類を英語で表現すると、以下のように分類されます。

Coarse
粗挽き
Medium coarse
中粗挽き
Medium
中挽き
Medium fine
中細挽き
Fine
細挽き
Turkish
極細挽き

コーヒーの味わい

コーヒーと言えばコクのある飲み物です。深いコクのあるコーヒーには「full-bodied」「thick」「heavy」といった形容詞を用いて表現することができます。また、泥という意味の「dirt」という単語を用いて「This coffee tastes like dirt」と言うと、濃くて重い味わいのコーヒーを表現できます。

同じ泥という意味の「mud」も、同様に濃度が高く強烈な味わいのコーヒーを表すことができます。反対に、軽い口当たりのコーヒーは「thin」「light」を使用すると、その軽さを表すことができます。

カフェインの強さ

Rocket Fuel

コーヒーをロケットの燃料に例えた表現です。強いカフェインを求めていることが直感的に伝わりそうです。

High Octane

こちらはロケットの燃料と似た発想で、コーヒーをハイオクのガソリンに例えた表現です。活動のエネルギーになるような強烈なカフェインのコーヒーを表現する英語です。

コーヒーにまつわる英語表現

世界中で愛される飲み物であるコーヒーには、コーヒーを用いた独特な英語表現も存在します。なんだか不思議な表現も多くありますが、ここではコーヒーにまつわる英語表現をいくつかご紹介します​。

cup of java

 一杯のコーヒー

コーヒーの有名な産地であるジャワ島に由来した表現で、一般的なアメリカ英語です。

cup of joe

 一杯のコーヒー

コーヒーを意味する「cup of joe」という表現の由来には諸説あります。第一次世界大戦時にアルコール禁止令が出されたことでコーヒーの人気が高まり、禁止令を敷いた長官の名前からコーヒーを”Joe”と呼ぶようになったという説や、「一般人・普通の人」という意味のスラングである”Joe”から、一般人の飲み物という意味で使われるようになったという説があります。

over a cup of coffee

コーヒーを飲みながら

「Talk over a cup of coffee」で「コーヒーを飲みながらおしゃべりする」という表現など、だれかとコーヒーを飲みながら何かをしているときを表現できる言い回しです。

Coffee in, coffee out

コーヒーを飲んだらすぐにトイレに行きたくなる
使う場面があるのか不思議な英語表現ですが、コーヒーを飲んだと思えばすぐにトイレに行きたくなってしまう、と言いたいときに使える英語表現です。

I'm coffeed out

コーヒーでお腹いっぱい
正式な英語ではありませんが、コーヒーを飲みすぎてお腹がいっぱい!と言いたいときによく使われているスラングの表現です。
Wake up and smell the coffee
いい加減に目を覚ませ、現実を見ろ
直訳すると「目を覚ましてコーヒーの匂いを嗅げ」ですが、夢でも見ているかのような発言をしている相手に対して、目を覚まして現実を見るときだと伝える表現です。なかなか使う機会はないかもしれませんが、皮肉の聴いた効いたおしゃれな表現です。

Coffee and cake

安サラリー、わずかの金
「Coffee-and-cake job」で「労賃の少ない仕事」という表現をされることもあるようです。

まとめ

世界中で愛されるコーヒーにも様々な英語表現が存在しているので、ここぞという時に使えると盛り上がるかもしれませんね。また、英語でコーヒーの味を表現する際にはいろいろなものに例えて表現することが多いようです。

好みのコーヒーを英語でどのように表現できるか、色々と想像しながらコーヒーで気分転換をしてみてはいかがでしょうか。

参考

カフェインの効果を解説!効力時間やデメリットについても紹介|アリナミン®
コーヒーやカフェインに関する英語を使いこなそう!【スラング表現集】|DMM英会話
ニック式 ひとこと英会話|ニック式 英会話

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