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めざせ、球団通訳!英語の野球用語を学ぼう【攻撃編】

ついに開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。もともとは2020年に予定されていた本大会ですが、新型コロナウイルスの流行のために中止となり、前回大会から実に6年ぶりの開催となりました。メジャーリーグで活躍する大谷翔平投手やダルビッシュ有投手が早くから出場を明言していたこともあり、多くの野球ファンが開催を心待ちにしていたのではないでしょうか。何を隠そう、巨人ファンである筆者もそのひとり。さて、密かに巨人の球団通訳を夢見る筆者が、野球用語を英語で紹介する本ブログシリーズ。今回は攻撃に関する用語を勉強していきます。基本編はこちら、守備編はこちらをどうぞ。


目次[非表示]

  1. 1.打順・打者編
  2. 2.打撃編 
  3. 3.走塁編 
  4. 4.まとめ
  5. 5.川村インターナショナルの翻訳サービス

打順・打者編

試合の重要な戦術である打順。「1番」「2番」といった呼び方のほかに、別の呼び方もある場合もあります。ちなみに「打順」はbatting orderやbatting lineup。 

日本語

英語

備考

打者 

Batter 

Hitter 

「バッター」は日本語でもおなじみですが、英語ではHitterとも言います。He is a .300 (three hundred) hitter.で、「彼は3割打者だ」。 
○番打者 

First hitter 

…… 

Ninth hitter 

順番を表す単語にhitterまたはbatterを付けます。 

1番打者 

Leadoff man 

Leadoff hitter 

最近は日本でも「リードオフマン」という呼び方が定着している気がします。「トップバッター」は和製英語なので通じません。 

4番打者   

Cleanup hitter 
日本では3番、4番、5番の打者をまとめて「クリーンナップ」と呼びますが、英語では4番打者のみを指します。 
クリーンナップ(3・4・5番) 

Heart of the order 

Center of the order 

打線の”中軸”ですね。 
指名打者 
Designated hitter 
頭文字をとった「DH」という呼び方は、日本でも定着しています。 
代打 
Pinch hitter 
「ピンチヒッター」は日本語でもおなじみですね。 

打撃編 

野球は、とにかく打たないと始まりません。凡打に嘆き、ホームランに沸く。ファンを一喜一憂させる打撃の用語をまとめました。 

日本語
英語
備考
ヒット 
hit 
He got a hit to right field.で「彼はライトにヒットを打った」。 
ファウル 
Foul ball 
It was a foul ball.で「今のはファウルだった」。 
ホームラン 
Home run 
ほかにもHomerやBig fly、Four-baggerと言ったりするようです。 
満塁ホームラン 
Grand slam home run 
「ランニングホームラン」はInside-the-park home run。 
サヨナラホームラン 
Walk-off home run 
「サヨナラヒット」も同様にWalk-off hit。なお、メジャーリーグで日本人選手がホームランを打った際に実況が「Sayonara(サヨナラ)!」と言うことがありますが、これはサヨナラホームランを意味するのではなく、スタンドに消えていくボールに向かって「さようなら」と言っているだけです。 
サイクルヒット 
Hit for the cycle 
He hit for the cycle.で「彼はサイクルヒットを達成した」。「サイクルヒット」は和製英語です。 
ポテンヒット 
Blooper 
日本語の「ポテン」の由来は、本来ならば捕球できるはずのフライが野手と野手の間に「ポテン」と落ちることから。 
バント 
Bunt 
He bunted toward third base.(三塁方向にバントした)。「犠牲バント」はそのままSacrifice bunt. 
セーフティバント 
Bunt hit 
He got a bunt hit.としたり、Buntを動詞としてHe bunted for a hit.という言い方も。「セーフティバント」は和製英語。 
スクイズ 

Squeeze 

Squeeze play 

厳密には、三塁走者がスタートするタイミングによって、Suicide squeeze(スーサイドスクイズ:ピッチャーの投球動作と同時に三塁走者がスタートする)、Safety squeeze(セーフティスクイズ:打者がバントを行った後に三塁走者がスタートをする)と区別するようです。 
外野フライ 
Fly ball 
英語では、外野フライと内野フライは異なる言い方をするようです。 
内野フライ 
Pop-up 
「犠牲フライ」は、そのままSacrifice fly。 
ゴロ 
Ground ball 

空振り 
Swing and a miss

The batter swung and missed.のような言い方も。 

ハーフスイング 
Checked swing 
Half swingでも可のようです。 


走塁編 

走ることも攻撃の重要な一部です。 

日本語

英語

備考

進塁 
Advance to second (third) 
secondとthirdは、それぞれ二塁と三塁を意味します。わざわざthe second baseと言わなくても二塁を指していることが明らかなので、secondのみでOK。He advanced to second on an error by the catcher.(彼はキャッチャーのエラーで二塁に進塁した) 
盗塁 
Stolen base 
Stolen base percentageで「盗塁率」。「彼は二塁に盗塁した」は、He stole second. 
タッチアップ 
Tag up 
「タッチアップ」は和製英語。同様に、「タッチアウト」もTag out。 

スライディング   

Slide 
通常、「スライディング」と言うと足から入るスライディングを指しますが、「足から」と明確にする場合はFoot-first slideと言います。 
ヘッドスライディング 
Head-first slide 
直訳すると「頭から入るスライディング」。Slideを動詞として使う場合は、Some people say you should not slide head-first.(ヘッドスライディングはするべきではないと言う人もいる。) 
代走 
Pinch runner 
あまり使用しませんが、「ピンチランナー」も浸透していると思います。 

まとめ

今回は攻撃編として、バッティングや走塁にまつわる用語を紹介してみました。「クリーンナップ」のように、同じ言葉でも英語と日本語で意味が異なる用語は要注意です。基本編、守備編、攻撃編ときて、ある程度の用語は覚えられたでしょうか。今後も球団通訳を目指して、勉強を積み重ねていきたいと思います。 


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