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翻訳会社についての豆知識 ~よくある質問③~

翻訳会社に翻訳を依頼したいのだけど、急ぎの案件でも対応してくれる?翻訳会社に依頼することのメリットは?

翻訳の依頼を検討している人も、すでに依頼している人も必見!お客様の疑問を解消する「翻訳会社についての豆知識シリーズ・第三弾」です。

今回の記事で回答する質問は以下の2点です。気になる方はぜひご一読ください!

目次[非表示]

  1. 1.その1 急ぎの案件ですが、納期を通常よりも短縮することは可能ですか?
  2. 2.その2 翻訳会社に依頼するメリットは何ですか?
  3. 3.おわりに
  4. 4.川村インターナショナルの翻訳サービス

その1 急ぎの案件ですが、納期を通常よりも短縮することは可能ですか?

 回答:翻訳工程を変えることで、納期の短縮は可能です。

通常の翻訳で踏むべき工程の一部を省略するなど、翻訳作業の工程を変えることで、納期の短縮は可能になります。これにより、ご希望の納期にあわせて納品することができます。例えば、下記の方法があります。 

方法1) 翻訳者を増やして対応する

通常では1~2名の翻訳者で進める案件においても、人数を増やして対応することで納期を短縮することが可能です。しかし、翻訳者の訳調はそれぞれ異なります。そのため、人数を増やすことで、文章全体を通して訳に統一性がなくなるといったリスクが発生します。ご希望の納期にあわせて、作業者をその分だけ増やすことは理論上可能ですが、翻訳者の数が多くなりすぎることは品質の観点ではあまり好ましくありません。また、該当の分野に適した翻訳者全員のスケジュールが常に空いているわけではないため、実際に人数を増やして対応できるかどうかは依頼時の状況次第です。

方法2) 工程を簡略化して対応する

標準の翻訳サービスで行っている一部の作業を省略、または簡略化することにより、納期を短縮することができます。一般的に翻訳会社が提供しているサービスには、「バイリンガルチェック」の工程が含まれています。この工程では、翻訳者による翻訳作業が終了後に、専任のバイリンガルチェッカーが訳文をフルチェックします。このバイリンガルチェックを省くことにより、納期を通常よりも短縮することが可能です。しかし、バイリンガルチェックを省くことで人の目による確認が一段階減るため、チェックを経た通常の翻訳と比べて品質が下がるリスクがあります。翻訳会社によっては、このような納品方法はそもそもサービスとして提供していない場合があるため、確認が必要です。

方法3) 機械翻訳を活用する

機械翻訳を使用することのメリットの1つは納期の短縮です。機械翻訳を活用したサービスを提供している翻訳会社に翻訳を発注するのであれば、機械翻訳を活かしたサービスを利用できないか尋ねてみるといいでしょう。最も安く、早く翻訳をすます方法をご希望の場合は、機械翻訳をかけたものをそのまま納品する方法がおすすめです。機械翻訳を利用する場合にあげられる懸念点がセキュリティ面での安全性ですが、翻訳会社では機械翻訳をかける場合、情報漏えいが発生しない方法で行うことが一般的です。詳細については、翻訳会社にぜひお尋ねください。

「早く」「安く」を実現できる機械翻訳ですが、その利点の一方で機械翻訳の品質を保証することは難しいです。これは、機械翻訳がまだまだ発展途上にあり、機械翻訳をそのまま使用すると誤訳や訳抜け、文法上の誤りや仕様違反などのエラーがそのまま残ってしまう可能性が大いにあるからです。そこで品質を少しでも上げるために、機械翻訳による訳出を人手で確認して手直しを行うポストエディットという方法があります。翻訳会社にもよりますが、この方法では、どの程度のチェックを行うかをカスタマイズすることができます。例えば、誤訳を完全に修正する必要があるのか、それとも数字や固有名詞などの部分的なチェックだけでよいのかなど、どこまでのチェックを行うかを指定することにより、その作業工数に応じて納期を短縮することができます。

お急ぎの場合は、上記の3つの方法を選択することによって、ご希望納期にできるだけ近づけることができます。


その2 翻訳会社に依頼するメリットは何ですか?

回答:

品質が保証され、且つ要望に適った納品物を受け取れることです。

翻訳会社以外にも、代理店や印刷会社などでは翻訳の対応が可能と謳う企業があります。カタログやパンフレット類を依頼するにあたり、上記の会社に依頼すればワンストップで対応してもらえるため、手間はかかりません。また、個人的にフリーランスの翻訳者を知っていれば、その方にお願いすることもできます。もしそのような知り合いがいれば、費用は安く済ませることができます。では、翻訳会社に依頼することのメリットは何でしょうか。

翻訳会社の大きな強みは、品質保証についての責任をより迅速に果たし、お客様の要望に適う提案を行いやすい点です。

翻訳会社は数千を超える数多くのフリーランス翻訳者と業務契約を交わしています。IT、金融、医療からインバウンド、観光までありとあらゆる分野に精通したプロフェッショナルが登録してるため、対象のドキュメントの性質に合致するバックグラウンドを持つ最適な翻訳者に翻訳を依頼することが可能です。

また、多くの翻訳会社ではISO17100(翻訳に関する国際規格)の認証を受けており、世界的に設定された国際標準に則ったフローに従って翻訳が進められているということも、品質を保証する一つの指標となっています。

さらに、翻訳会社では翻訳における品質管理のスペシャリストや、経験豊かな翻訳者が社内に駐在しており、訳文に関する急なお問い合わせにも迅速に対応できます。どのように翻訳を進めればよいか、どのような工程が最適なのか。翻訳工程を選びきれない場合も、ぜひ翻訳会社に相談してみてください。最適なソリューションを提供します。

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おわりに

今回は納期短縮の方法と翻訳会社に依頼するメリットについて具体的な方法を解説しました。本シリーズでは、過去にいただいたお客様からのよくある質問に回答しています。過去の記事は

また次回の「豆知識シリーズ」をお楽しみに!


川村インターナショナルの翻訳サービス

品質/納期/コストなどの要素のうち、どれを優先するべきかによって、一から人間が翻訳する人手翻訳と、機械翻訳ポストエディットを使い分けることが、今後より重要になってきます。

川村インターナショナルでは、お客様の抱える課題やニーズに応じて、経験豊富なスタッフが最適なソリューションを提案いたします。翻訳やローカライズに関する悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください


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KIマーケティングチーム

KIマーケティングチーム

川村インターナショナルWebマーケティングチームです。開催予定セミナーやイベントの告知、ブログ運営などを担当しています。

機械翻訳をいかに活用するか(ホワイトペーパー)

本資料は、機械翻訳(MT)導入を比較ご検討の際思い浮かべる疑問を解消し、活用のニーズ、「ポストエディット」「用語集」などのキーワードについても解説いたします。(全62ページ)

資料の構成は以下のようになっております。

第一章   はじめに
第二章   機械翻訳(MT)活用のニーズ
第三章   機械翻訳(MT)と(HT)の違い
第四章   機械翻訳と関連技術
第五章   MT導入時に知っておくべき6つのポイント
最後に

など

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