
オール・ジャパンの枠組みを活用「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」
~「翻訳バンク®」を活用し、自社専用のニューラル自動翻訳エンジンを提供~
目次[非表示]
みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)の特徴
- 「翻訳バンク®」の枠組みをフルに活用して自社専用のニューラル自動翻訳エンジンを提供
- 約40言語方向のモデルを提供可能
- 「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」で提供しているサービスに加えて、自社だけがアクセス可能なカスタマイズエンジンを構築
- Word/Excel/PowerPoint/Outlookのプラグインのほか、各種翻訳支援ツールからの利用が可能
- 自社用語集を適用する無料オプション付き
提供の背景
国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT) の自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@TexTra®」は、特許・マニュアルなどの長文翻訳を得意とし、特許庁などと研究の連携も行ってきた高精度の自動翻訳エンジンです。一方で、用途が非商用利用に限定されているため民間の企業内での活用が限定的になっていました。
そんな中 2020 年までに多言語音声翻訳技術の社会実装を目指すグローバルコミューニケーション計画のもとで研究開発に取り組む NICT は、総務省と共に「翻訳バンク®」の運用を開始しました。
「翻訳バンク」の取り組みが第2回日本オープンイノベーション大賞総務大臣賞を受賞しました。
(2021年02月26日)
川村インターナショナルは、用途が非商用利用に限定されている「みんなの自動翻訳@TexTra®」を民間企業でも活用できるようにするため、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)から技術移転を受け、「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」としてサービスを提供しています。
そんな中、ニューラル自動翻訳が普及するにつれて、各企業では自社特有の言い回しや表記ルールに合わせた翻訳をしたいというニーズが高まってまいりました。今回提供する「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」は、「翻訳バンク®」の枠組みをフルに活用して自社専用のニューラル自動翻訳エンジンを提供する新しいサービスです。
「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」と
「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」の違い
「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」は、「翻訳バンク®」を活用して構築した汎用的な自動翻訳エンジンですが、商用版では、利用者の許可なくデータが「翻訳バンク®」に提供されることは決してございません。
一方、「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」は「翻訳バンク®」にデータを提供して、オール・ジャパンの枠組みに協力することを前提に、自社向けの自動翻訳エンジンを構築できるテイラーメイドのサービスです。
使い方・導入方法
- Officeアプリケーションからプラグインを介して直接翻訳ができるほか、各種翻訳支援ツール(SDL Trados Studio/memoQ/YarakuZen/Translation Designerなど)からご利用いただくことが可能です。
- 「Word/Excel/PowerPoint/Outlook から直接機械翻訳を実行できるプラグイン」に関しては、追加料金なしでご利用いただけます。
- 要望に応じて、プライベートクラウド版またはオンプレミス版の導入も可能です。自社のセキュリティ要件のため自社のネットワーク外の機械翻訳を利用できないユーザー様でも安全にご活用いただくことが可能です。
サービス概要
価格
- お問い合わせください
販売方法
- SaaS・占有モデル(標準)
- プライベートクラウド(オプション)
- オンプレ導入(オプション)
利用可能な言語(言語パッケージ)
おわりに
川村インターナショナルでは20年以上前から機械翻訳の活用を試行錯誤してきました。「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」や、弊社が独占販売しているGlobaleseなど、機械翻訳を比較ご検討中の方には、選定時の重要なポイント・CATツールとの連動・スペック比較を含めて、自社の要件に合わせた機械翻訳エンジンをご提案させていただきます。
「導入すればどれくらい生産性があがるのだろうか?」機械翻訳の導入を検討されているお客様の疑問も、「どうすればもっとうまく機械翻訳がかかるのだろうか?」既に活用しているお客様のお悩みも、ぜひ一度弊社にご相談ください。
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