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ポストエディターの素養と涵養 ~国際標準のポストエディットを目指して~
■セッションの趣旨 機械翻訳の需要が高まるにつれポストエディットの重要性は増すが、ポスエディットの方法や、ポストエディターの教育方法の具体的な方法については、手探りの状態である。特に製品取扱説明書の翻訳においては、改訂された箇所の部分翻訳を行う場合が多く、翻訳メモリー等を使った確立しているワークフローがある状況において、機械翻訳(MT)とポストエディット(PE)を使って、どのような作業の改善が図れるのか具体的にイメージできないケースも多い。 本セッションはポストエディットを導入して翻訳業務を行うための、ワークフローの整備とポストエディターの素養と涵養について講義を行い、翻訳業務の作業性向上につながるヒントを提供する。
■セッションのポイント ・ ポストエディットとは何か ・ ISO18587 などの作業プロセス ・ ポストエディターの資格・技量 ・ PE を活用するマニュアル翻訳のワークフロー改善 ・ ポストエディター教育 ・ PE の問題点、将来性、効率性 ・ PE の中のプリエディット
講師 山田 優 関西大学 教授 企画担当者 岡 訓仁 アズビル(株)、広神 宜典(株)川村インターナショナル 形式 講義、ワークショップ 定員 30名
■発表内容
ニューラル機械翻訳の登場により出力結果が大幅に改善されたとは言え、依然としてポストエディットによる負荷は大きい。これを軽減する一つの方法としてプリエディットがある。機械翻訳の出力結果が悪かった場合の原文を修正し、出力結果の改善を図るものだった。訳文に修正を加えるポストエディットに対して、プリエディットは原文に修正を加えるため、作業者に求められる能力は異なる。 本事例発表では、日英機械翻訳において、1)プリエディットによって機械翻訳出力をどこまで改善できるか、2)改善が不十分な場合にはどう対処すればよいのかを示し、3)実際にCAT ツールを使ってどのようにプリエディットするのかについて実例を交えながら共有する。
発表者:中安 裕志、星井 智 (株式会社川村インターナショナル)
TC関連商品紹介 10/09(水) 10:00-11:00
「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」 ~国産ニューラル自動翻訳の商用版~ ■発表内容
非商用利用に限定されていた国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@ TexTra®」を法人向け、個人向けに商用化。2019 年より自社の翻訳データを活用した「カスタム版」の提供を開始。
■主な特徴
①世界発信コンペティション(東京都主催) サービス部門特別賞受賞 ②データの収集はしない、国産・国内限定運用のエンジンでセキュアに利用可能 ③ NICT のソフトウェアアップデートに合わせてタイムリーに新バージョンを提供 ④スターター、スモール、ラージの三種類のプランを用意 ⑤オンプレミス導入も可能 発表者:伊澤 力(株式会社川村インターナショナル)
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