東京学芸大学 小金井キャンパス 東京都小金井市貫井北町4-1-1
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JR中央線快速武蔵小金井駅 - 徒歩20分 - 京王バス「小平団地」行き「学芸大学正門」下車 JR中央線快速国分寺駅 -徒歩20分
機械翻訳を活用したエディティング ~プリエディットとポストエディットによる最適化~
■セッションの趣旨 働き方改革の推進により、 製品や業務マニュアルの翻訳を内製で対応している企業では、機械翻訳を活用した翻訳業務のBPR(Business Process Re-engineering)が求められている。AI の進化に伴い機械翻訳の精度はかなり向上してきたが、特に高い信頼性が求められる製品・サポート情報の翻訳に関しては、機械翻訳だけで済まされず、エディティングが必須とされている。 エディティングに関しては、一般的に機械翻訳後のポストエディトが注力される傾向にあるが、原文をプリエディットすることでかなり精度の高い機械翻訳結果が得られることもわかってきた。 本セッションでは機械翻訳の活用は前提として、プリエディットとポストエディットを組み合わせた翻訳プロセスの最適化による生産性の向上を探る。
■セッションのポイント ・機械翻訳の現状について ・機械翻訳を活用した翻訳プロセスと課題について ・効率的なエディットの仕方について(事例をもとに) ・翻訳プロセスで誰がどこまで対応すべきか? ・生産性の高い翻訳とは
コーディネーター:森口 功造 (株式会社川村インターナショナル)
パネリスト:新田 順也 エヌ・アイ・ティー(株) 企画担当者:岡 訓仁アズビル(株)
■発表内容
ニューラル機械翻訳の登場により出力結果が大幅に改善されたとは言え、依然としてポストエディットによる負荷は大きい。これを軽減する一つの方法としてプリエディットがある。機械翻訳の出力結果が悪かった場合の原文を修正し、出力結果の改善を図るものだった。訳文に修正を加えるポストエディットに対して、プリエディットは原文に修正を加えるため、作業者に求められる能力は異なる。 本事例発表では、日英機械翻訳において、1)プリエディットによって機械翻訳出力をどこまで改善できるか、2)改善が不十分な場合にはどう対処すればよいのかを示し、3)実際にCAT ツールを使ってどのようにプリエディットするのかについて実例を交えながら共有する。
発表者:中安 裕志、星井 智 (株式会社川村インターナショナル)
TC関連商品紹介 8/28(水) 10:15-11:15
「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」 ~国産ニューラル自動翻訳の商用版~ ■発表内容
非商用利用に限定されていた国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@ TexTra®」を法人向け、個人向けに商用化。2019 年より自社の翻訳データを活用した「カスタム版」の提供を開始。
■主な特徴
①世界発信コンペティション(東京都主催) サービス部門特別賞受賞 ②データの収集はしない、国産・国内限定運用のエンジンでセキュアに利用可能 ③ NICT のソフトウェアアップデートに合わせてタイムリーに新バージョンを提供 ④スターター、スモール、ラージの三種類のプランを用意 ⑤オンプレミス導入も可能 発表者:伊澤 力(株式会社川村インターナショナル)
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