アメリカ出張の際に
知っておきたいこと(現地編その2)


以前に英語のプレゼンについてのブログ記事(英語の会議に臨む前に知っておきたいこと!(発表編))でも言及したのですが、アメリカでは笑顔が非常に大切です。単に愛敬を振りまくというわけではなく、相手に対して「私は良い人ですよ、安心してください」と友好姿勢を示すことでもあります。たとえ、それが訪問先の会社受付であっても、オフィスビル全体の総合受付であっても「この人は関係ないからいいや」と思わず、必ずにこやかに話しかけましょう。同じことを依頼するにしても聞き方一つで先方の対応が変わることは大いにあり得ます。

おそらく、本題に入る前に大体これを聞かれるはずです。何を答えたら良いのだろう…と思う方もいるかと思います。でも深く考える必要はありません。アメリカの感覚では挨拶みたいなものなので、そこまで真剣な意味は含まれていません。「時差ボケがまだ残っているけど比較的元気です」など何でも良く、長く答えないといけないと思う必要もありません。むしろ大事なのは、「そちらはいかがですか?」と相手にも聞き返すことです。人によって話し好きだったり、この導入部を早々に終えて本題に入りたかったりと異なりますので、相手の反応を見て会話の流れに乗りましょう。
アメリカの場合、もう既にメールでやりとりをしている相手だったら、下手したら名刺を渡さずにミーティングが終わってしまうケースもあるかもしれません。連絡先の交換のためのツールとして捉えているので、連絡を既に取り合っている相手だとあまり必要性を感じないのかもしれません。でもやはり記録として持っておきたいと思いますよね。ミーティング終わりに「念のため名刺を渡しておくので、そちらのも頂いて良いですか」と聞きましょう。手元にあれば、すぐにもらえるはずです。もうお分かりだとは思いますが、両手で受け取るとか、もらった後はじっくり見るとか、そういう必要は全くありません。名刺は情報が書かれた紙切れと同じような扱いなので、みなさん片手で渡したり、テーブル越しで距離がある場合は、テーブル上をスライドさせて渡したりしてくる人もいます。(これを真似したほうが良いというわけではなく、それぐらいの感覚だという話です!)
あくまで個人的な感覚ですが、日本では早々に本題に入り、話がまとまった後に少し雑談してミーティングを終えるイメージがあります。前述の”How are you?”部分で気付いたかもしれませんが、アメリカの場合は逆の流れのような気がします。まずは挨拶を兼ねて軽く世間話をして、そこから本題に入りますが、話がまとまった後は本当にすぐにミーティングが終わります。アメリカのビジネスは決断が早かったりしますし、スピード感を大事にする人が多いので(他の事はおそろしく遅い場合もありますけど)、その影響もあるかもしれません。終わったらささっと帰る心づもりで臨みましょう!

イベントに参加する際の注意点としては、何よりもドレスコードを確認することです。特別なイベントの場合、案内状にフォーマルやブラックタイ、スマートカジュアルなど何かしら記載されていると思います。欧米では場に応じた服装はかなり大事です。特に女性の場合はバリエーションが多く、ドレスを用意しないといけない場面もありますので、しっかり確認しておきましょう。

オフィスのミーティングでは下手したら名刺交換を忘れる、と書きましたが、初対面の人と多く会うイベントでは名刺は必須です。特に日本人の名前は聞き取りにくいので、確実に連絡先を交換するツールとして大いに活用しましょう。ただ、ここでもオフィスミーティングと同じ流れです。まずは挨拶して自己紹介など一通りして、会話の終盤に名刺を渡します。むしろ向こうから連絡先を聞いてくる場合もありますので、さっと出せるように用意しておくと良いでしょう。
