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memoQ用語ベースの作成機能について

作成者: KIマーケティングチーム|Aug 18, 2026, 12:59:59 AM

日々CATツール(翻訳支援ツール)を使用してプロジェクトの進行や管理を行っている筆者ですが、CATツールを使用してプロジェクトマネジメント業務や翻訳作業を行っている方々にとって、必ずと言っていいほど使用する機能といえば、用語ベース(用語集)機能ではないでしょうか。

CATツールには、翻訳作業中に自動的に用語の対訳を表示したり、用語の誤用をチェックしたりすることができる、便利な用語ベース機能がついています。高い機能性を誇るCATツール。用語ベース機能にも色々な設定がありますが、一から作成するのは難しそうなイメージがあり、何となく既存のものを使ってしまっている人も意外と多いのではないでしょうか。筆者もそのうちの一人でした・・・。

今回は、CATツールの中でも、近年メジャーな存在となりつつあるmemoQで使用する用語ベースの作成方法について、一から解説していきたいと思います。うまく使いこなせば、翻訳の精度アップや作業の効率化につながるかもしれません。是非最後まで読んでみてください。

 

インポートするExcelファイルを準備しよう

まず、用語ベースとしてインポートするExcelファイルを用意します。Excelでターゲットとなる言語の対訳ファイルを用意すればOKです。ここでは日英翻訳と仮定して、日本語と英語(米国)の対訳表を作成しています。オプションとして定義やコメントを設定することもできますが、基本的には日本語と英語(米国)の2言語が対になっている対訳表を作成すれば問題ありません。

 

用語ベースとしてインポートするExcelファイルの例

 

Excelファイルをインポートしよう

まず、プロジェクトホームで、翻訳するドキュメントを含むプロジェクトを開きます。

プロジェクトホーム画面(ダッシュボード)

※本記事に掲載のmemoQ画面は全て「memoQ version  9.14.6」を使用しています。 

次に、翻訳プロジェクトの左ペインから[用語ベース]を選択します。今回は新規の用語ベースを作成するので、[新規作成/使用]をクリックします。

[用語ベース]画面


すると、[新規用語ベース]ダイアログが表示されるので、用語ベースの[名前]と[言語]を設定します。設定が完了したら、[OK]をクリックします。
[名前]:ここで設定した名前は用語ベースのリソースとして蓄積されるので、今後使用することもできます。一目で何の用語が入っているかわかるような名前にしておくと今後使用する際に便利です。
[言語]:用語ベースに登録する用語の言語を選択します。ここでは日英翻訳と仮定して、日本語と英語(米国)の2言語を選択しています。

[新規用語ベース]ダイアログ

次に、[インポート]をクリックします。

用語ベース画面

エクスプローラーが開くので、ここで用語ベースとしてインポートしたいExcelファイル(=最初にExcelで作っておいた対訳表)を選択します。

 

エクスプローラー

これで用語ベースとしてのExcelファイルのインポートは完了です。

 

Excelファイルのインポート設定をしよう

次に、インポートしたExcelファイルについて、どうインポートするかの設定を行います。
エクスプローラーで、用語ベースとしてインポートしたいExcelファイルを選択すると、[用語ベースのExcelインポート設定]ダイアログが開きます。[プレビュー]欄に、インポートしたExcelファイルのプレビューが画面下部に表示されるので、[フィールド]欄で、どの列を用語(日本語/英語)として表示するのかを設定していきます。

ここでは、
F0=用語としてインポート(日本語)、
F1=用語としてインポート(英語)、
F2=定義としてインポート(日本語)、
F3=インポートしない
として設定します。設定内容を確認したら、[OK]をクリックして設定内容を確定します。

[用語ベースのExcelインポート設定]ダイアログ

以上でExcelファイルのインポート設定は完了です。

この設定が完了すると、翻訳作業時にソースのセグメントを選択した際に、用語ベースに登録してある単語が青くハイライト表示され、編集画面に登録用語が表示されるようになります。翻訳時、用語の翻訳ミスを防ぐことができ、いちいちExcelファイルを開いて検索して確認して...と作業していくよりも、タイポも発生せず、作業時間短縮、翻訳精度向上と作業効率アップすること間違いなしです。

 

まとめ

用語ベース機能の設定方法を見ていきましたが、いかがでしたでしょうか。用語ベース機能をうまく利用することで、翻訳の精度アップや日々の翻訳作業の効率化にますます貢献できることと思います。
用語ベースを一から作成し設定するのは難易度が高そうなイメージがありますが、一度やってみると意外と簡単で、その後のメリットもかなり大きい用語ベース機能。様々な翻訳作業に役に立つこと間違いなしです。今回の記事をきっかけに、用語ベース機能を少しでも翻訳作業に活かしていただければ幸いです。

 

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