ニュース記事翻訳は機械と人間のチームワークで解決!スピードと品質を両立する人手編集の重要性
瞬時にさまざまな言語に翻訳をすることができる機械翻訳。精度が日々あがっており、個人で手軽に翻訳ができる時代となりました。インバウンドが増える中、駅や店頭でスマートフォンを片手に機械翻訳を使って道案内や接客をされたことのある方も少なくはないと思います。
弊社では、このスピーディーさを特徴とする機械翻訳を、専門業界のニュース記事やオンライン記事の翻訳にも使用しています。
ニュース記事に機械翻訳の利用を検討するにあたってのメリットとデメリットを見ていきましょう。この記事では日本語から英語への翻訳作業を想定します。
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メリット
最大のメリットはやはり即時性です。最新のニュースをすぐに希望の言語へと翻訳することができます。ニュースの記事は急ぐ分、コストもかかってくることが多いです。機械翻訳を使用し、ポストエディット(機械翻訳の結果を正しく編集すること)を行うことによって、翻訳者にゼロから翻訳の依頼をするよりも圧倒的にリーズナブルでスピーディーです。
デメリット
デメリットとしては、機械はやはりまだ文脈理解が不完全で比喩や婉曲表現などを誤訳することがあります。特に政治・経済・国際関係のニュースでは、表現の微妙なニュアンスが重要なため、誤訳が誤解を招く可能性があります。特に固有名詞である人名、地名などが誤訳されやすい傾向にあります。
さらには業界のニュースの場合、専門用語や業界の用語、略称などが文中に点在しており、正しい翻訳結果が出力されないことが多いです。
しかし、これらの不自然さはあっても記事の内容をつかむには十分な精度なので、最大限に活かしたいですよね。
先に課題を解決するプリエディット作業
機械翻訳の結果をなるべくそのまま活かせるように、弊社ではプリエディットを行うことがあります。プリエディットとは、機械翻訳をかける前に原文自体を編集することをいいます。翻訳に長く携わってきたからこそわかる機械翻訳の誤訳の傾向を、原文の時点でつぶしてしまうのです。
例えば、「50万」や「3億」といった漢数字は数字に書き換えたり、「ヒアリング」や「コストパフォーマンス」などの和製英語は機械翻訳があたりやすい言い回しへと原文を書き換えます。
機械翻訳からの、仕上げはやっぱり人手で。ポストエディット作業

プリエディットを行って機械翻訳にかけやすい文章にしたあとは機械翻訳で翻訳をかけ、仕上げは人間が行います。原文と機械翻訳の結果を見比べ、誤訳がないか、数値、用語等に誤りがないか、あった場合には修正を行います。この作業はポストエディット作業と呼ばれています。
最終の品質はお客様の希望に沿って仕上げますのでご相談ください。
固有名詞、ジャーゴン(業界用語)はどうする?
さきほど人名、地名などの固有名詞や業界用語が誤訳につながりやすいと書きましたが、ニュース記事は出現する用語が事前にわかっているので、用語集を使ってさくっと正しく訳を付けてしまいます。事前に用語集に登録をしてしまうことによって、ポストエディット作業中に翻訳者が検索や調べものにかける時間をなくすことができます。
弊社では、固有名詞や業界用語の正しい訳をお客様からお預りし、こちらで用語集を作成しながら翻訳作業を進めている事例もございますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
翻訳を行うにあたって切り離せなくなった機械翻訳。その存在を恐れずに、味方につけてしまうことによって、翻訳作業の効率化につなげることができます。
弊社は日々機械翻訳とのチームワークを深めております。これがお客様の翻訳業務のお手伝いに少しでもなればと考えております。
川村インターナショナルの翻訳サービス
川村インターナショナルでは、IT・ローカリゼーション、医療機器・医薬、観光・インバウンド、製造業、金融・ビジネス・法務、SAP 関連文書など、幅広い分野の翻訳を扱っております。お客様の業種・専門分野に応じて最適な翻訳者が対応いたします。弊社の審査基準をクリアした、経験豊富なプロの翻訳者ですので、品質の面でもご安心ください。